インクルーシブと似た言葉

このブログをみつけていただいた皆様、ありがとうございます。

地道に記事作成を頑張っております。

ブログのコンセプトも固まってきたので、いろいろ書いていこうと奮起しています!

 

 

今回は「インクルーシブ」と少し似てるけど、若干意味合いが異なる言葉について

触れていこうかなと思います。

 

 

 

その言葉というのが、

「ノーマライゼーション」

「インテグレーション」

「ダイバーシティ」

というものです。

 

横文字多いな!笑

1つずつサクッと述べさせていただきます。

まずは「ノーマライゼーション」についてです。

ノーマルとは「普通」「標準」「人並み」といった意味ですね。

「ノーマライゼーション」を簡潔にまとめますと…

身体や精神に障がいを抱える人々が、たとえ障がいを抱えていたとしても

その人らしい普通の生活、人並みの人生を全うしようという思想や考え方

と、言うことができるかなと思います。

この言葉が誕生した際は、知的障がいをもつ方々に対して芽生えた思想なのですね。

それが年月を経て、様々なハンディキャップを背負う人々の当たり前の幸せを

願う…といった意味に派生していったものと考えられます(個人の解釈です…)。

この「ノーマライゼーション」という言葉では

身体や精神に障がいを抱える人々…というニュアンスが強いですね。

ここが「インクルーシブ」と少し異なるものと私は思っています。

 

 

 

インクルーシブは「包括」「包容」といった意味合いになってくるのですが、

もちろん、身体や精神にハンディキャップを抱える人々も包括するのですが

それに加えて、性的マイノリティや子供、高齢者、女性などのあらゆる視点の

人々の価値観や考え方を尊重し支えあう…といったものだと思います。

「多様性」という観点で語られる言葉なので、守備範囲も広いということですね。

 

 

 

続いて「インテグレーション」という言葉についてです。

インテグレーションとは「統合」「まとめる」といった意味になります。

このインテグレーションという言葉は、多くの場合

「インテグレーション教育」といった言葉で使われることが多いのですが

これを簡潔にまとめますと

障がいのある子と無い子が同じ場所で教育を受けること

ということなのです。「場所や空間の統合」という意味合いが強いですかね。

 

ほんとに言葉の通りで、同じ場所で授業を受けるということです。

そうすることで生まれるメリットもあるとは思います。

ですが、同じ場所に居さえすれば全てが解決する…わけではないですよね。

 

 

 

同じ空間で過ごすという発想は「インクルーシブ」にも通ずると思います。

インクルーシブの場合は、同じ場所にいることも結構だし、そのようにしたくなければ

そうしないことも大いに結構である…といったように、教育の場や社会の場において

すべての子供や高齢者、女性などの多様性を含んだ生き方を尊重するという思想が

根底にあるものと思われます。

 

インテグレーション教育では「ともに過ごす」ことを第一選択とする…みたいな

ニュアンスを含んでいるように感じられますね…。

インクルーシブでは、「ともに過ごす」「ともに過ごさない」という選択肢は、ともに

尊重されるべきであり、一人ひとりの学びや生き方を最大限に充実させる為に、

同じ場所にいたいのならば、是非同じ場所で生きるという選択肢をとってほしい。

もしも何らかの理由があって、今はまだ同じ場所で過ごせないというのであれば、

無理に過ごさず、自分の居場所で学び続ける、生き続けるのも素晴らしい選択である。

といった解釈ですかね…。

ほんと素人同然の人間が言ってます…。変な言葉ですみません…。

 

 

 

最後は「ダイバーシティ」です。

これも単純に「多様性」という意味ですね。

今の時代だからこそ、たくさん聞かれる言葉でしょうね。

つまり…

社会における多様な人材や多様な働き方

ということですかね。

「女性の社会進出」

「外国人労働者の雇用促進」

「障がいのある方々の社会参加」

「シルバー人材の活用」

「時短勤務やテレワーク」

「子育てや介護がしやすい職場環境づくり」

等が、その具体例として挙げられます。

 

 

 

インクルーシブでは勿論ダイバーシティの思想を含みます。

何が異なるのかと言うと

多様性が点で存在している状態がダイバーシティであり、

その多様性が線となり一つの共生社会を成すのがインクルーシブ

というとわかりやすいかもしれません。

 

 

 

ざっとこんな感じなのですが、お分かりいただけましたでしょうか…?

あくまでも個人の考えなので、詳しく知りたい場合は

その道の専門家の方が執筆なさっている書籍なりを見ていただくのが

確実かなと思います…。

今回あのお話はこれくらいにさせていただきます。

お付き合いいただき、ありがとうございます。

またお時間があるときにでも見ていただけると幸いです。

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