SDGs目標4-3:すべての子どもが職業訓練、高等教育を受ける

このブログを見つけてくれた皆様、ありがとうございます。

 

このブログでは「インクルーシブ」について考えることをコンセプトとして様々な情報発信を行っています。

 

 

最近はインクルーシブという言葉から派生しておりまして「SDGs」という言葉についても、わたし個人の目線ではありますが…お話させていただいています。

 

前回は就学前教育(幼稚園とか保育園)についてのお話をさせていただきました。

今回お話したいことは、すべての人々が受けるべき高等教育についてのお話です。

高等教育というのは前回の記事でもほんの少し触れました…一言だけですけどね…。

いわゆる、「専門学校」や「大学」、そして職業訓練などのことを言いますね。

 

つまり、今回のお題と言いますのは、

 

 

「すべての人々が、専門学校や大学、職業訓練を受けられるようにしましょう。」

 

 

ということです。

 

 

このような取り組みは世界各国で様々な取り組みが成されています。

 

 

高等教育に限ったことではないのですが、様々な人の学びの場について、世界ではいろいろな考え方があります。

 

NISE(国立特別支援教育総合研究所)のサイトに掲載されているのですが、ヨーロッパでは、障がいのある子どもの教育について3つのタイプとして傾向が分かれているそうです。

 

  • 単一路線型:特別学校を廃止、すべてが同じ場所で教育を受けるべき。
  • 明確に区別される2つの教育システム:普通学級と特別学校は完全に分けるべき。
  • 多様なインクル・アプローチ:ニーズに応じて多様な学びの場を提供するべき。

 

 

 

 

 

日本は3番目に該当します。

多様なニーズに合わせて適した場所を提供していますね。

 

 

ここでは、世界で具体的に何をしてるかは…わたしが、まったく把握できていないので…。

また知見が固まれば、その時にでもお話できればいいかなとか思ってます…。

なので、日本での高等教育がどんなものなのかを少し紹介させていただきます。

  

前置きというか、ここで一つ言わせていただきたいのですが、今回は障がいのある人がどのように教育を受けるか…についてのみ焦点を絞らせていただきます。

 インクルーシブとは、障がいの有無だけでなく、男女、人種、経済状況などのありとあらゆる壁を取り除くことを指します…。

高等教育ともなると、その教育を受ける側の人たちも、大体の人格も固まってきて、教養などが身についた方々が対象になりますね。

 

その為…なのかは定かではないのですが、障がいのある方々への合理的配慮というものが、その前段階の教育課程以上に重んじられている印象を受けます。

 

合理的配慮については、以前の記事でも紹介させていただきました。こちらも読んでいただけると理解も深まるのではないかと思います。

 

 

特に「障がい者差別解消法」という法律がありまして、この中に、高等教育(特に専門学校)についての内容が明記されています。

 

歩けない、耳が聞こえない、目が見えない…だかた門前払いで応対しないというのは法律違反になります。

 

点字ブロックやタブレット端末の設置等、環境を整えたり手話通訳や介助人などの、サポートする人を配置する等の工夫が義務付けられています。

 

それだけでなく、

 

  • だれでも気軽に相談できる窓口機関の設置。
  • 地域の関連機関との連携。
  • 地域住民への普及、啓発活動。
  • 国内外の、差別解消に向けた情報収集。

 

等、様々な対策を講じるような取り決めが明記されています。

まぁ実際…これがどの程度機能しているのかは私も知りたいところですね。

 

ここからは私の体験談になるのですが、

私の職場にも、理学療法士として実習にきた生徒が過去にいました。

 

その中の一人が、先天性のある疾患が原因で身長が伸びないんですね。

 

 

実習時の地点で年齢は20歳なのですが身長はおおむね120㎝程度でした。

その子はとても熱意にあふれていました。

本来ならば、周りはその気持ちにこたえるべきなのですが、

 

その子のような人材に対して前向きではない職員も少なからずいます。

ほんとに仕事ができるのか…患者さまを支えたりすることができるのか…

  

 

ただ、ここで理解してほしいのは前向きな感情ではない人が悪いとかでは決してないということです。

その子が働くことで何かしらのリスクが生じることは明らかだからですね。わたしもそれについては共感できます。

 

だからこその合理的配慮ですよね。

 

どうすればその子の熱意を受け止めつつ仕事ができるようになるのかを考えなければならないのだと思います。

確かにリスクはある…しかしメリットもあるという考え方ですね。仕事に対する熱意は周りの人を奮いたたせるかもしれない…等です。

 

そして、何よりも、周囲の人が理解できるよう努めることが肝心だと個人的に思います。

 

誰しもが専門的知識や技術を学ぶ機会を確保できて、それが実践できる場が提供できる世の中が実現するといいですね。

 

そのための一歩としては、世の中にはいろいろな人がいるのだと、理解することなのかもしれませんね。

今回はこれくらいにさせていただきます。

きちんと内容を捉えられてないような…。

まぁ…いっか……(笑)

 

 

 

この記事がいいなと思ってくれた方は、是非またお立ち寄りいただけると嬉しいです。

では、また会いましょう。

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