SDGs目標4-4:やりたい仕事、起業できる人を増やす

このブログを見つけてくれた皆様、ありがとうございます。

こちらでは「インクルーシブ」について考えることをコンセプトとして、独自の見解を織り込みつつ、様々な情報を発信しています。

 

 

 

 

前回はコロナワクチン接種後だったので、頭を使う余裕がありませんでした…。

今回はちゃんとコンセプトに沿った内容をお届けしたいと思います。

 

 

目次

 やりたい仕事をする

今回お話させていただきたいのが、SDGs目標4のなかでも…

 

 

「働きがいのある人間らしい仕事や、新しく会社をおこしたりできるよう、仕事に関する技術や能力を備えた人を増やす」

 

という課題についてです。

やりたいことって、どんなこと?

これは、教育の段階でいくと高等教育が終了して社会に出ていく段階の話なんでしょう。

 

どんな人でも、働きがいのある仕事につく…その延長線上に起業という選択肢もある…。

 

言葉にするのは簡単ですけど…「働きがい」という言葉は非常にあいまいですよね…。

 

これが働きがいだ!っていう絶対的なものは存在しませんね。なぜなら働きがいは人ぞれぞれ違うからです。

     

 

でも、かなり抽象的になってしまうのですが働きがいというものを考えていきます。

 

まず働きがいという言葉を知るのならば是非ともGPTW(Great Place to Work)様のサイトをご一読することをお勧めします。

働きがいという言葉を詳細に説明されておりまして、私も何度も読ませていただきました。

 

今からお伝えさせていただく内容もGPTW様のサイトの受け売りとなります…。

 

 

 

 働きがい…とは

働きがいというものは「働きやすさ」と「やりがい」を併せたものであるということです。

働きがい=働きやすさ+やりがい

わかりやすいですね。この働きやすさややりがいが一人ひとり違うからこそ、一概に定義できないと言えますね。

 

 

そして、「働きがいのある会社」のことは以下に定義しています。

 

マネジメント(経営陣)と従業員の間に「信頼」があり、個々の能力が最大限発揮される会社である。優れた価値観やリーダーシップがありイノベーション(革新)を通じて財務的成長を遂げることができる。

 

 

 

 

これを少し解説というか解釈というか…していきます。

 

 働きがいとは…信頼を築くこと!

文中にある「信頼」というものが個人の働きがいを語るうえでとても重要です。

そして「信頼」を構成する要素は信用、尊重、誇り、連帯感、公正の5要素だそうです。

  • 信用:会社と社員、社員間の距離感、関係性。
  • 尊重:お互いの立場、仕事などの理解。
  • 誇り:社会における仕事の役割。
  • 連帯感:人と人とのつながり、調和。
  • 公正:働きにふさわしい対価。

働きがいというのは、上と下の強い信頼関係が成立してこそ、生まれるものなのかも…ですね。

「働きやすさ」と「やりがい」

少しもどりますが、働きがいというのは働きやすさとやりがいということをお伝えさせていただきました。

つい今、書かせていただいた「信頼」のための5要素は「やりがい」という意味合いに重点が置かれている印象を受けますね。

 

なんでしょうか…いわゆる自身の内部から生まれるエネルギーのような…感じですかね。高いモチベーションを保つといった意味合いです。

それに対する「働きやすさ」というものは、自身の内面ではなく、環境や社会インフラなどの外部の要因という風に捉えられるかと思います。

やりがい:内発的な要素に起因する。

働きやすさ:外発的な要素に起因する。

この2つのどちらかが欠けてしまうと、働きがいのある仕事というものは成立しないのでしょう。

 

 

働きやすさ、大切ですね。まさにインクルーシブの思想だと思います。

どのような人であっても、取りこぼすことなく、同じ空間で、社会における自分の役割を見出すことができる…。

そういう場所を、世界は求めているのでしょう。

 

 

  

 

「働きやすさ」とは「やりがい」

現在の職場というものは、やはり健常者が使用することを前提として建てられた構造物が多いと思われます。

その為、例えば身体に障がいのある方々が環境に適応しようとすると、何かしらのトラブルも起きるかと思います。

車いすの方が、開き戸を開けるのは、実はすごく難しいんですね。でも、一般的な職場には開き戸が沢山あるかと思います。

では、その職場では車いすの方は働けないのでしょうか?それは、一概に判断できませんね。

 

様々な解決の為のアイデアがあると思います。

職員全員へ周知すれば、きっと助けてくれるようになるでしょう。可能ならば、ドアストッパーを着けて、扉を開いたままにしておくこともできるかもしれません。

ですので、もしも何か問題にぶつかったりした時は、頭ごなしに無理だと決めず…どうか解決に向けてアイデアを出すような努力なんかがあれば、社会はきっと変わると思います。

 

 

 

 

すみません、少し脱線気味になりました。

やりたい仕事、働きがいのある仕事とは「働きやすさ」と「やりがい」の調和がとれた形ということなのだと、この場では言わせていただきたいかなと思います。

働きやすさを求める先に、やりがいを見出す。逆に、やりがいを求める先に、働きやすい環境が見える…といった感じで相互補完してる関係のように、私は感じました。

 

あらゆる人にとって働きがいのある場所となる為には、各々の信頼関係、周囲への理解と解決に向けた行動が必要なのかなと思います。

以上で、今回のお話は終わらせていただこうと思います。

このブログが良いなと思っていただけた方は、また次も是非お立ち寄りください。

お待ちしております。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次