このブログをみつけてくれた皆様、
ありがとうございます。
本ブログでは、
インクルーシブについて考えること
をメインコンセプトとして、
様々な情報発信を行っています。
また、その他にも
いくつかのカテゴリで記事作成を頑張っています。
本日お伝えした内容は…
「あいさつ」に少しお話ししたいと思います。
ざっくりお伝えすると、
「何のためにあいさつするの?」
っていうお話を、
わたしなりの解釈でお話しします。
あいさつはできますか?
はい、では…
皆様は、
あいさつというものが、
できていますでしょうか…?
また…
そんな当たり前のことを…
わざわざ聞くまでもないでしょ…
意外とできてないです…(笑)。
っていう方も、
いらっしゃるのではないでしょうか?
バイトしかり、正社員しかり…
社会に出ると、このスキルが大事なのですね。
接遇の基本である、あいさつ
なんで、あいさつが大切なの?
って言えば…
それは、やっぱり
会話のきっかけになるからですかね。
どんな仕事でもそうですけど、
やはり、人と人は関わります。
その中で、
会話が成り立たないと、
お互いの考えがわからないですよね?
だから、会話をするのですね。
接遇というのは、
いわゆるコミュニケーションです。
言葉のコミュニケーションだったり、
身振り手振りだったり…
いろいろ、意思疎通の手段はありますね。
さて、
何の話をしようかな…。
やべぇ…なんもねェ……。
ならば、
挨拶だけでもいいのです。
それだけでも、
印象は変わりますね。
わたしも、あいさつできない人でした
かくいう私も…
あいさつができない人種でしたね…(笑)。
特に学生にころなんかは、
全くあいさつができてなくて、
周りの人に気味悪がられたり…
「君はサイボーグなの?」
なんて言われて、
自己肯定感が底辺だった時期も、
ありましたねぇ…。
今となっては、
笑い話にできますけど。
あの時はつらかったなぁ…と思います。
人柄が大切とか言いますし、
実際に話してみると
めっちゃ良い人だったとかは、
よくある話ですよね。
ですけど、
話すきっかけがないことには、
会話のしようがない…
というわけです。
そのきっかけが、
「あいさつ」というわけですけど、
それが、なぜかできない…。
その人が嫌いなわけではない…。
どちらかと言えば、挨拶したい…。
でも、できない…。
その結果、
その人からの印象が悪くなる…。
うん…。
負の連鎖の極みですね…(笑)。
多分…他人が怖い
なんで挨拶ができないのかって…
私見なのですが、
多分…
他人が怖い
ということだと思います。
結局、人からどう思われるかと、
そういうことをめっちゃ考えるのです。
こう言えば、相手はどう思うのか…
変な気持ちにならないか…
みたいなことを、
めちゃくちゃ考えるんですね。
相手によく思われたい…
相手に良い印象を与えておきたい…
その為にどんなことを言えばいいのか…。
逆に…
どんなことを言えば嫌われるのか…。
わからない…
何を言えばいいんだ…。
やばい…
だんだん距離が近づいてる…
ぼちぼち挨拶できる距離や…
よし、言うぞ…
挨拶や…
そして、なんか良いこと言うぞ…
やべぇ…
なにも思いつかない…
挨拶だけしてもなぁ…
何か言わなきゃいけないんだ…
好かれるような一言…
なんだ…なんなんだ……!
そして無言ですれ違う
やべぇぇぇぇぇ‼‼‼‼
何も言えてねぇ~‼‼‼‼‼‼‼‼
何か言いたかったんですよぉぉ‼‼‼
でも言えなかっただけなんですぅぅぅ‼‼
あなたが嫌いとかではないよぉぉ‼‼‼
それだけはわかって下さいぃぃ…。
はい、わかりません。
他人は自分の気持ちを理解できません。
自分をわかってほしいなら、
言葉を発しなければいけません。
十中八九ですけど、
良い印象は持たれないでしょう…。
他人から、
よく思われたいと思い過ぎるが故に、
全く正反対の評価を頂いてしまう…。
コミュ力低い人あるあるです、はい。
先ほど、ちらっと書いてますけど、
他人に、
わかってくれって思ってるんですね。
それが、まず不可能なんですよ…。
言い方が悪いですけど、
自分の努力なしに、
他人を変えようとしてる感じです。
そんな都合のいい話はありません。
他人は定数です。
変えようがないのが当たり前です。
なので、他人が変わらないことに、
ストレスを感じること自体が、
そもそも間違ってますよね…(笑)。
それが、
あいさつができない、できていなかった、
わたしのマインドです。
皆様には、
そんな経験はないでしょうか?
「あいさつ」へのマインドの変化
では、
あいさつができないわたしから、
どういった経緯で意識が変わったのか…
これについてお話ししていきます。
きっかけは「責任感」
挨拶マインドの変化ですが、
言ってしまえば…
仕事の影響になりますね。
具体的には…
とある責任を与えられたことでした。
役職…ではないのですが、
現場の責任者のようなポジションに
私が就くことになったのですね。
うん…
荷が重い…(笑)。
と、正直思いました。
私は、病院勤務ですので、
つまりは病棟での責任者にような動きを
要求されるのですが…
その病棟というものが、
うちで初めてできた形式の病棟だったので、
前例がないわけですね。
なので、
参考にできるものが無い…
という状況です。
別の職種の方々も…
なんかエース格の人が配属されている…
なんで私なんだ…
これはやべえ…
自分の働き次第で、
うちの部署の人の働きやすさが…
変わってくる…
やべぇ…
何をすれば、
この病棟で必要とされるんだろう…
どんな動きが、
この病棟にとって良いものになるのか…
まじで解らん…
先輩、上司に聞くけど…
前例が無いので、
当然アドバイスももらえない…
やべぇ…
なんも言えねぇ…
みたいな状況に立ったんですね…(笑)。
とりあえずのきっかけが、
そういうことになります(笑)。
当初は非常に困りましたが、
結果的に、貴重な経験になりました。
他者と関わらざるを得ない状況…
と、いうわけで…
ちょっとした責任を与えられた次第ですが、
特に責任が与えられていない、
いわゆる下っ端として働いていた時は、
目の前の患者さまだけに専念するだけで、
仕事が成立していました。
極論…
患者さま以外の人との接触は、
避けようと思えば避けられた状況です。
ですが…
現場の責任者のように振る舞うならば、
そうはいきません。
ほかの部署との連携が不可欠になります。
というか、
それをするのが、
責任者のムーブですね。
自分の動き次第で、
病棟で働く仲間たちの働き方が、
左右されるわけですから…
下っ端のときみたいな、
最低限のことだけするわけには…
いきません。
とはいえ…
何をすればいいものか…
なんなら…
病棟内っていうのは、
ほぼ、看護師さんなのですね。
そりゃそうですよね。
入院している患者さまのお世話をするのは、
看護師さんですよね。
あと介護士さんとか看護助手さんとか…。
そこに、
薬剤師さんとか栄養士さんとか…
こういった職種は、
必要な時にだけ病棟に出向いて、
必要な仕事をしてい去っていく感じです。
わたしはリハビリ職なので、
結構、病棟にいるんですね…。
生活を考える仕事なので、
病棟での生活にも配慮する必要があります。
そうなると…
病棟でどんな生活してるのか…
とか、
リハビリでこんなことができるように
なってきていますよ~
とか…。
看護師さんの情報を収集したり、
こちらの情報を提供したり、
そういうことが必須になります。
あ、そう…
やることわかってんじゃん。
なら、
できるよね?
うん…
それが難しいのよ…
うちの看護師さんは、
全員女性です。
この病棟勤務の人は大体20名くらい…。
女性20名 VS 男性1名
という構図…。
なに?
ハーレムだって?
バチェラーだって?
バカいっちゃいけねぇよ…。
あんなものとは比較にならねぇ…。
看護師さんには看護師さんの仕事が、
あるわけですね。
その中には、当然、
生活を考えることも含まれるのですが、
それよりも、
身体のケアとか、命を守るとか、
そういうことに重きが置かれます。
なので、
生活は、二の次になりがちです。
そりゃ…
命があっての、生活ですからね。
言い方に棘があるかもですけど、
患者さまの命を守りさえすれば、
生活に関しては
ある程度干渉しなくても…
仕事としては成立します。
だから、
病棟稼働当初は、
比較的…風当たりが強かったですね。
協力的な感じではあるのですけど、
結局、こっちの要望は通らない…
みたいなことが続きました。
これは、まずいのです。
こっちのやることは決まってるのに…
それができない。
なんとかしなくては…
なにをすればいいのか…。
とりあえず無我夢中で頑張った結果
何が必要なのか…
何が足りないのか…。
そんなことを考える毎日が
しばらく続きました。
こっちは正しいことをしてるのに、
なんで聞いてくれない…?
聞いてくれない
相手が悪いと決めつける…?
そうすれば、
問題は解決する…?
解決しませんよね。
こちらの言うことを、
なんとしても聞いてもらうことが、
解決すべき課題です。
飲み会にも行きましたけど、
そもそも人間関係という土台が、
上手く築けていないですし…。
そんないきなり馴染める感じでもなく、
微妙な感じで終わりました。
飲み会行ってもダメやん…。
まあまあ話しかけたつもりなのに…
いまいち打ち解けてない…。
どうする…?
あ…
ん……?
もしかして、
人間関係という土台…
これを作ることなんじゃね…?
酔った勢いとかじゃなくて、
一人の仕事人として、
関係を作る努力…
これが足りないんじゃね…?
そもそも、
あんまり知らないような人、
しかも年下に、
ひたすら正論唱えられるって…
めっちゃストレスじゃない…?
でも、
かといって、
相手のいいなりになるのも違う…
対等な関係を築いていかなくては、
周りのリハビリスタッフがやりづらい…。
まずは、
コミュニケーションの基本から…
かな…?
「あいさつ」が生み出す結果
と、いうわけで…
私なりにですが、
相手との対等な関係を作る為に、
まず、心掛けたというか…
相手に不快感を与えない
コミュニケーションというと…
礼儀正しい挨拶だろうと…
思ったのですね。
それを心掛けて、
毎日の仕事をこなしていると、
いろいろなことに気が付きます。
それをいくつかお伝えいたします。
自分がいることを、伝えること
個人的にですけど、
挨拶って、
なんでしなくちゃいけないんだろうと、
子どものときは思ってました。
いや…
子どもの時だけではない…
結構な年齢になるまで、
思ってました…(笑)。
なんなら、
専門学校に入学してからも…
そんな風に考えてました…。
さすがにバイトとかの時だと、
挨拶せざるを得ないですけど…。
それでも、
「別にしなくてもいいんじゃね…?」
みたいな感情は、
ずっと心の中にありましたね…。
挨拶なんかしなくても、
仕事は成立するでしょ?
的な…。
でも、そうじゃないですね。
仕事とは、
周りの人間との協調によって、
相乗効果を生むものです。
人間一人にできる仕事なんてものは、
ほんとに微々たるものです…。
それに気づかなかっただけ…。
多くの人間が、
手を取り合うことができれば、
それは、大きな成果を生むのです。
手をとりあってこそ、
人間の真価が発揮されるのです。
独りよがりになってはいけない。
若い時は、それで良くても…
そういう人は、
必ず孤独になります。
そして、
孤独に耐えられる人はいません。
なので、
互いに手を取り合う努力を、
止めてはいけないのですね。
互いに手を取り合うために、
人間は、言葉を使いますね。
自分の存在を、
言葉によって伝えるのです。
そのきっかけになるものが、
「挨拶」というわけですね。
挨拶というものは、
何のためにするのか…
わたしなりの解釈ですけど、
人と人とが協力して、
大きな成果を出すために、
自分を認知させるためにする
ことだと心得ました。
相手の反応は、関係なかった
自分を認知させる目的で行う挨拶…
これだけ言うと、
そりゃ、挨拶した方がええやんと…
そうなりますよね?
でも、それだけではダメなんです。
それをわかっていてもできない…。
挨拶なんてしなくてもいい…。
その理由は、
意味がない…だけではないんです。
挨拶を返してもらえなかった時に、
なんか凹むからですね、はい。
正直、
こっちの理由もデカい。
要は、
無視されるってことですよね。
うん…
普通に傷つく…(笑)。
過去にそんな経験があると、
尚更、トラウマになりますよね。
傷つきたくないから、
挨拶するハードルが高くなる…。
挨拶しなくなる…。
仕事で成果が出ない。
孤独になる。
はい、うつになりますね。
じゃあ、どうしろと…
って思いますよね…?
ここは、
私自身もずっと悩んでいました。
結局、他人が怖いんですね。
だから、拒絶されたくない…。
それなら、会話しなくちゃいけないけど
無視されたら立ち直れない…。
そんな考えが
頭の中をグルグルと…
駆け巡っていました。
そんな時に、
病棟の責任者みたいなポジションにつき、
仕事の上で一つ責任を背負う立場になり…
やばいよやばいよ…と。
これは、
わたしならではの考えだと
思うのですが…。
自分の為には結構サボるし、
一歩踏み出せないのですけど、
誰かの為っていう大義があると、
行動しなければって思うんですね。
ましてや、
職場での責任が与えられたりすると…
なおさら、行動しなければと…
そういう気持ちになるんですね。
でも、
他人に拒絶されたくない…。
なんとか行動しなきゃという気持ちと、
他人に拒絶されたくないという気持ち…。
普通に働いてる時は、
自分の居場所を作ることが最優先
だったので…
他人に拒絶されたくない気持ちが
圧倒的に勝っていました。
しかし、
責任のある立場に立った時には、
何と言いますか…
自分の居場所を作るんじゃなくて、
周りの人の居場所を作らない…
それが、責任を与えられた者の務めだと
そう思っています。
なので、
そういう位置に立ってからは、
自分の居場所を作るなんて、
そんなこと考えてる余裕は、
正直、無かったですね…(笑)。
なので、
なんとしてでも、
周りの人に認知してもらって、
他のスタッフが働きやすい場所に
しなければいけないという、
使命感と責任感に動かされていました。
でも、
正直…自分には何もできない…。
だからこそ、
逆に
「挨拶」という、
めちゃくちゃ基本的なコミュニケーションに
価値を見出すことができたんです。
挨拶することでしか、
自分を知らせる手段が無い…。
今までの自分の価値観は、
完全にひっくり返りました。
「挨拶」とかしなくて良くね…?
から
わたしには「挨拶」しか無い…。
という…
価値観が180°変わった瞬間です。
他人の居場所を作らなきゃっていう
使命感と責任感は、
自分が嫌われたどうしようという…
そんな気持ちを、
抱く隙などありませんでした。
なので、
わたしの場合は…
仕事での責任を与えられた結果、
なりふり構ってられなくなって…
他人に嫌われるかもなんて気持ちは
関係なく挨拶ができるようになりました。
そうなると、
相手の反応とか…
結構どうでもよくなります…(笑)。
まず、自分から「挨拶」することに
大きな価値があります。
まず、自分の存在を示すことになります。
相手が自分に対して、
どんな気持ちを持っているかは、
どんなに頑張っても理解できません。
なので、
そんなことを気にすること自体が、
まず無駄な努力だなぁと…。
今になって思います(笑)。
そして、
これが大事なんですけど、
誰かに挨拶する姿を、
周りの人がみてるんですね。
わたし的には、
これこそ、挨拶がもたらす
一番の効果だと思います。
たとえ、
自分が挨拶した相手が、
自分に挨拶を返してくれなくとも…
その姿を、
周囲の人が見ています。
広い視野で考えると、
いろんな人に存在を周知しています。
挨拶は、
目の前の人どころか、
周囲の沢山の人々の、
信頼を築く材料になってるんですね‼‼
コミュニケーションコストが下がる
挨拶をすることで、
いろんな効果があることは、
さきほどお伝えした通りです。
最後にお伝えしたいのが、
見出しにあります、
コミュニケーションコストが下がる
ということです。
これは、
どういうことかと言うと、
「話しかけやすい人」
に、なれると言うことですね。
自分から挨拶を沢山していると、
相手からすると
「話しかけられている」
ということになりますよね?
自分から話しかけるコストと、
言われたことに返事するコストでは、
圧倒的に…返事するコストの方が、
低いことはわかると思います。
なので、
自分から積極的に会話を切り出す人は、
話しかけられている人の立場からすると、
自分に興味を持ってくれていると、
そんな気持ちになります。
だからこそ、
何の接点も無い人と比べると、
間違いなく話しかけやすいんです。
これが、
コミュニケーションコストの低さ
というやつですね。
一度も話したことが無い人に、
話しかけるのは、
めっちゃストレスじゃないですか?
たとえ、仲良くなくても、
毎日、にこやかに挨拶をしてくれる人なら
この人は話せそうだなと、
思いますよね。
私はそう思います…(笑)。
話しかけてもらえると、
必然的に情報が集まりますね。
今の時代、
情報こそが武器になります。
なので、
同じ場所に立っていても、
勝手に自分の手元に、
武器がやってくるというわけです。
「挨拶」に気を付けるだけで、
様々な相乗効果が得られますね‼‼
おわりです
今回は、以上になります。
基本的な挨拶…
誰でもできるとは言いますけど、
なかなか難しい…。
他人を意識すればするほど、
声が出なくなりますね…。
どうせ他人のことは、わかりません‼‼(笑)
なら、いっそ…
自分の為だけに挨拶をしてください。
自分の株を挙げる為に挨拶をするんです。
相手の反応なんてどうでもいいんです。
「他人に話しかけることができる人」
という印象を、周囲に与えることが、
挨拶の本質だと思います。
そういった印象は、
周囲の人から自分への、
コミュニケーションを始めるきっかけに
なり得ると、
私は信じています。
今日も明日も明後日も…
挨拶しまくって、
話しやすい人間を目指しましょう。
この記事が面白いと感じてくれた皆様は、
是非また、
お立ち寄りいただけると嬉しいです。
では、また会いましょう‼‼
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