SDGs目標4-2:すべての子どもが幼稚園、保育園に通う

このブログを見つけてくれた皆様、本当にありがとうございます。

ここでは「インクルーシブ」という言葉をコンセプトとして様々な情報発信を行っています。

 

最近のお話のテーマとしてはSDGsの開発目標から見る、インクルーシブの在り方…みたいなことを私なりの見解を交えつつ記事にして皆様にお届けさせていただいております。

 

 

もしもお時間ありましたら、目を通していただけると幸いでございます。

 

 

 

前回は、すべての子どもが小~中学校へ通うということが難しい現状について、少しお話しさせていただきました。

今日は幼稚園と保育園に行けない子ども達のことをお話していこうと思います。

幼稚園や保育園で受ける教育のことは「就学前教育」と呼んだりします。

教育が受けられない理由については、小~中学校に行けない理由と概ね同じです。

お金、家族のお世話、介護、教育側の問題…などなどですね。

 

 

 

ですので、今日お話ししたいことは「就学前教育」についてです。

どうでもいいのですが…

 

 

就学前教育⇒幼稚園、保育園

初等教育⇒小学校

中等教育⇒中学校、高校

高等教育⇒大学、専門学校など

 

とか、言うらしいです。

 

 

 

 

 

 

ところで、皆様はこの就学前教育というものをどのようにお考えでしょうか?

必要だと思いますか?

 

 

結論を言うと

 

 

 

 

めっちゃ重要です。

就学前教育は、いわば木の根っこです。

目には見えないです。

でも根っこがないと木は育ちません。

根っこは栄養を吸収して木の成長を促す役割がありますね。

人間に置き換えると、栄養とは知識や教養、道徳のようなものであると考えることができます。

 

まだまだ小さいときに幼稚園や保育園に行って教育のプロによる充実した教育を受けることで人としての根っこが出来上がるのです。

 

小さい子どもですから、言葉で言って聞かせることにもいろいろな工夫が必要です。

だからこそ、その道のプロがいるわけです。

こうして人間としての根っこを培った子ども達は小学校、中学校と教育の段階を進めていくことで自分らしい、自分だけの生き方を選べる力を身に着けていく…。

 

これが理想なのだと思います。

ただ、保育士に任せておけば親の出番はないとかいうことは無いです。親には親として果たすべき役割があります。

 

偉そうに言ってますけど親としての責任とはいったい何ですか?って聞かれると…これが正解っていうのはなかなか決められないですね…。

 

 

 

 

ですので、就学前教育を受けた子どもと受けてない子どもとの間には、大きな格差が生まれてしまうのです。

 

読み書きや算数の習熟度に差がでてきたり、中等教育や高等教育において留年や退学の割合などにも影響を与えるなどの意見もあるそうです。

 

根っこのない木を育てようとしても、うまく育たないということですね。せっかく素敵な芽(才能)がでたとしても、根っこが無いならば育つはずもないのです…。

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

就学前教育の重要性について軽くお伝えさせていただきました。

 

 

子どもたちって、遊ぶのが仕事みたいな表現がありますが、本当にその通りです。

 

 

言葉でしっかり覚えたり正確に計算したりできない分、遊びというツールを通して、

目には見えない様々な教養や道徳観、倫理観を習得しているんですね。

 

保育士は、こういった教育を計画し着実に実行してるんだから、ほんとに感服します…。

 

 

 

しかしこの問題も日本でも起きている問題ですよね…。

待機児童の問題です。

教育施設の不足、保育士の不足…受けておかなければならない教育を受けられないまま育ってしまうことは、悲しいことです。

 

 

日本以外の諸外国では、もっと酷い状況にさらされているところも多いようです。

一日でも早く、すべての子ども達が当たり前の教育を受けられるようになることを願って、

自分にできることを探していきましょう。

 

 

今回は、これまでとさせていただきます。

もしも興味を持たれた方がいましたら、

次回も是非、お立ち寄りいただけるととても嬉しいです。

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